「関西にいてくれないと困る!」
7年前勤務していた一部上場医療コンサル会社を辞める挨拶回りの際に、医療法人美雄会の細川理事長に言われました。
「何故ですか?」と問い返したところ、つぎのようなお話をしていただきました。
「今後の事業展開の相談を小副川君にしようと思っていた。それなのに関西を離れ九州にいくのであれば困る。」と。
非常にありがたい話だったのですが、その当時次の勤務先も決めていたのでその話を理事長にしました。
すると理事長は「自分が持っているビルがあるので、そこで独立したらどうか。家賃の心配はいらない。コンサル料も払うから。」と 言われました。
独立の準備なんて何一つしていなかったので、かなり悩みました。
それでも私のコンサルタントとしての仕事を認めて頂いてたのが本当にすごく嬉しく思いました。
悩んだ末の結論はコンサルタントとしての独立でした。
その時以前お世話になった会社のクライアントは置いて行かないといけないということと、
今まで通りDRの立場になってお役にたつコンサルタントとしての仕事をしていこうと決めました。
その時に決めた方針はいまだに変わっていませんし、今後も変わらないと思います。
理事長に認めていただいたのは私自身の仕事のスタンスを信用していただいたと今でも思っています。
クリニック開業についての私のスタンスはすごくシンプルです。
先生の立場を理解してという気持ちはもちろんとして、客観的にも
@出来るだけローコストでの医院開業(他の同科目の先生方の医院開業投資額と比較して現実の金額として安く)。
A第三者からも「いい形で開業できたね。」と言われるような医院開業。
Bよい診療圏での医院開業(医療法人が狙える診療圏調査の数値が出る場所を探します)。
以前開業支援をした先生と先生の奥様から、
「あなたに出会えて、自分の開業はすごくラッキーだった。」
と言っていただけたことがあります。
このクリニック開業.comを通じてそう言っていただける医院開業を一件一件
大切にしていけたらと願います。