クリニックの開業は、人を雇用することが必須です。
医院を開業された先生とお話してていつも思うのですが、開業前と開業後で一番予想と違って苦労されているのはこのスタッフではないでしょうか。
私自身もいろんなケースを見てきました。
医院開業後2週間で全員辞めてもらったケース。
医院開業後一人のスタッフ(ご主人がリストラ)がスタッフ全員を取り纏め賃上げ要求してきたケース。
医院開業後1年でスタッフ4人が妊娠したケース。
その他いろいろです。
医院開業後に院長から電話が来るとほとんどが人の相談です。
接遇うんぬんの話ではなく、問題職員の対処の相談です。
普通人は「厳しい道」と「楽な道」がある場合、「楽な道」を選びます。
一人だけでも「楽な道(以前の勤務クリニックはこうだったなど)」を主張していうことを聞かないスタッフがいると
、他のスタッフも楽な方に流されます。
腐った○○が入ると、他も腐ってくるといった具合です。
ただ最近は派遣を経験した方などが多く、法律の知識をもった方も増えてきました。
法律を厳しく遵守していると労働者のためにクリニックを経営しているのではないのではと思うくらい縛りが出てきます。
優秀なスタッフであれば大切にするのは当然だとは思いますが、過去問題スタッフも多数見てきました。
自分のことだけしか頭が回らない人や、自分の非を絶対認めない人・・・
採用が一番大切かなと最近は思います。
■ハローワーク http://www.hellowork.go.jp/
雇用保険が発生する場合、ハローワークでの処理が必要です。
■労働局 http://www.roudoukyoku.go.jp/link/index.html
各都道府県労働局のリンクから医院開業の県の労働局を探すことができます。労災などの処理も労働基準監督署で行います。
■しごと情報ネット
http://www.job-net.jp/kensaku/servlet/kensaku?KensakuZokusei=01
雇用する看護師などの給与相場がわかります。但し、医院開業立地により求人が困難な場所(交通機関が不便など)などの場合は調整の必要があります。